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ダイエットと睡眠には深い関係がある

2020年07月24日

意外かもしれませんが、睡眠もダイエットの成功のカギを握る大切なポイントです。1日7~8時間の睡眠が良いとされていますが、実際は6時間前後の方が多く睡眠不足状態といえます。これが理由となって、ダイエットの成功を妨げています。

睡眠不足がダイエットの天敵になる理由が、ホルモンバランスの乱れによる食欲増進です。1日程度の徹夜なら問題ありませんが、慢性的な寝不足が脳に過大なストレスを与え、脳の視床下部が反応してホルモン分泌を調整する脳下垂体に刺激を与え、ホルモンバランスが崩れます。また下垂体は、食欲増進するホルモンを分泌してしまうと、油っこくて塩分や糖分などを多く含む味の濃いものを食べるよう刺激してしまいます。

睡眠は脳のストレスを開放する大切な時間であり、同時に成長ホルモンを分泌して細胞を修復してくれます。さらに知っておいてほしいのが、睡眠不足を改善するだけでも痩せられるという点です。個人差がありますが、睡眠中の基礎代謝により300kcalを消費しており、これは1日に必要とされているカロリーの15~20%に相当します。これを1ヶ月に換算すると1kg、半年だと6kgにもなるため、睡眠不足の解消を重視するダイエット外来の医師もいるほどです。

睡眠をたっぷり取るためのポイントが、セロトニンです。脳内にわずか2%しかないセロトニンは、精神の安定を保つという重要な役割を持ち、不足すると感情や気分が不安定になり、睡眠障害や食欲をコントロールできなくなるといった症状が起こります。またセロトニンは、体内で作り出せないため、原料となる栄養素を摂取しなければなりません。

セロトニンが増やすのが、規則正しい生活です。具体的には太陽の光を浴びて体内時計やリズムを調整する、ウォーキングやスクワットなど一定のリズムを伴う運動や咀嚼回数を増やすとセロトニンが増加します。セロトニンの原料となるトリプトファンを多く含む鶏肉や魚、大豆やナッツ類に加えて、脳内に取り込むのを助ける炭水化物を適度に取ると良いでしょう。

寝る子は育つといいますが、寝る人はダイエットの成功率を上げられます。脳のストレスが理由となって睡眠が乱れてしまうと、ダイエットの成功率が下がるだけでなく、食欲が刺激され太る可能性が高くなります。この悪循環を変えるには、セロトニンが増えやすい規則正しい生活を送り、セロトニンの原料となる食品やサプリを摂取してください。