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糖質制限ダイエットはなぜ効果的なの?

2020年01月24日
運動している男性

もはや定番といっても良いのが、糖質制限ダイエットです。お米などの主食に多い炭水化物の摂取量を制限するというもので、糖尿病の方に多い内臓脂肪を減らす食事療法として開発された経緯があります。しかしダイエット効果や痩せ体質を作れることから注目されるようになりました。

体脂肪をエネルギーに変えるのが、糖質制限ダイエットのポイントです。肥満の方は体脂肪や内臓脂肪たくさん蓄積しており、いわばエネルギー源の銀行を抱えています。この体脂肪をひっぱりだしてエネルギーにすれば痩せられますが、ことはそう簡単ではありません。

体脂肪をエネルギーに変えるには、インスリンの分泌量がポイントになります。毎日の食事で摂取したお米などの炭水化物は、消化酵素によって分解されてブドウ糖になり、吸収され血液へと送られます。血中内のブドウ糖が増えると膵臓からインスリンが分泌され、ブドウ糖を細胞に取り込みエネルギーに変えますが、余分なブドウ糖は細胞にとどまり貯蔵されます。このエネルギーに使われないブドウ糖が増えると細胞が肥大化して肥満になります。

主食であるお米やパンなどの摂取量を制限すれば、インスリンの分泌量も減り、細胞内にブドウ糖が減少します。エネルギー不足を感じた体は、蓄えておいた内臓脂肪や体脂肪を分解してエネルギーに変えていくと痩せ体質になるのです。

体の仕組みを利用するのが、糖質制限ダイエットの特徴ともいえます。しかし正しい方法でやらなければ、逆効果です。例えばお米やパンなどを全く食べないと血中内のブドウ糖が急激に減少するため、体が危機感を感じて食欲を刺激します。また生命維持のために脂肪を蓄えようとするので、痩せ体質とは全く逆の太りやすい体質になってしまいます。お米やパンを全く食べないというのは、間違った方法です。

糖質制限ダイエットで痩せ体質を目指すなら、糖質の少ない主食をおすすめします。現在では糖質オフや糖質0gなど、糖質をカットした食品が多く販売されており、生活に取り入れると効果的です。またコスト的に高い場合は、食物繊維の多い野菜や海草類などを一緒に食べましょう。お米やパンと一緒に食べることで血糖値の上昇を穏やかになります。血糖値が急激に高くなるとインスリンの分泌量が急増し、たくさんのブドウ糖を脂肪に取り込むため、血糖値の上昇を抑えましょう。

糖質制限ダイエットは、痩せ体質になるだけでなく生活習慣病予防にも効果があるため、取り入れて損はありません。血糖値上昇を穏やかにする食生活にすれば、脂肪をエネルギーに変えやすくなります。